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仮住まいの家探し

リタイヤしてから65歳で築25年の家を建て替えされた、かって上司だった I さんを仮住まいのお宅に訪問した時に、私が「まだ痛んでいないお宅を何故建て替えされるのですか?」という質問に次のような話をされた。


母に先立たれた親父が92歳で亡くなったが、いつ死ぬかも知れないと思ったのか、延び延びになって改築もせず、ここまで朽ちかけた家によく住んでいたなぁと感じた。

長寿の家系で自分もその歳まで生きると思うが、今の家があと30年も保つとはとても思えないので、いつかは建て替えるか転居するかをしないといけなくなる。

この家は便利な住宅地で慣れていて、ずっとそこに住んでいたいので、転居は全く考えなかった。 親父の例から70歳過ぎると、家の建て替えをする体力と気力がなくなってしまうと考えるので、60歳代に建て替えしたいと思った。

それと今回ハウスメーカーが見つけてくれたマンションに仮住まいをしてみて判ったのだが、年寄りにはなかなか短期間貸してくれる家が無いらしいよ。

今度建てる家は自分の生きている間は保つ家にするため、構造的に頑丈な長寿命を謳い文句にしているハウスメーカーに建築をしてもらったので少し高くついた。

I さんの新居は日当たりのよい2階リビングの素晴らしいお宅で、私が福味さんと最初に進めた2階リビング総2階間取り案の私のイメージモデルとなった。

私達夫婦は横浜のマンションに家竣工まで住んでいれば良いが、近くでで暮らしていたい母には仮住まいの家を探す必要がある。


最寄り駅前の不動産屋に飛び込んで
 「6月から年末まで86歳の母の仮住まいの部屋を探して」
 「お母様御独りで住まれるのですか」
 「そのつもりです」
 「それは難しいですよ。一応家主に聞いてみますので・・・」
電話を3件ほどしてくれたが、いづれもNGで
 「ご夫婦も一緒に3人で住んで、結果的に短期間となっても、始めから仮住まいを前提としないなら物件はあるので検討して下さい」
とのこと。こんな事を他の不動産屋でも繰り返す。

福味さんからも「仮住まいに奈良県に所有する空家を使って頂いても良いです」と2月の打合せ時に話を頂いていたが、母の独り住まいは想定していらっしゃらないだろう。

86歳の老人の独り住まいは火災や怪我の危険性があり、痴呆症かもしれないので貸し手が渋るのは当然だ。なるほど Iさんの仰った通り年寄りの仮住まいは難しい。この問題を軽く考えすぎていた。
母に事情を話し、
 「横浜のマンションに次女が使っていた部屋が空いているので、そこに仮住まいする事を考えてみて欲しい。横浜なら私達夫婦がいない時に次女が助けてくれるから」
と、母に提案してみた。

母は即答しなかったが、結婚して同じ横浜市内に住んでいる次女には事前に協力を頼んでいたので、後日次女も母に電話して側面援護してくれた。

4月になって、可愛い孫の近くならと母は「6ヶ月ほどの期間だったら」としぶしぶ横浜での同居を了承した。建て替え期間は出来るだけ短くなるよう福味さんにお願いしてみよう。

次に母の使っていた家具などをどうするか。仮住まいに必要な最小限の物ならともかく、物持ちの良い母の荷物を全て横浜のマンションにはとても入らない。

貸し倉庫に預けることを当っていたが、「所有の空家に母の荷物だけ置かせて頂けないか」と福味さんに厚かましいお願いした。ありがたくも福味さんに了承頂き、母の仮住まい問題が家解体2ヶ月前に片付いた。ホッ。(^^)

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