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片流れ屋根工事

020940588月1日には足場が仮設され、屋根などの木工事が始まったのを見届けて、横浜に戻った。






97221004_89s8月4日、福味さんが写された現場写真。
野地板(杉板)の上に構造用合板と気密シートを貼り、垂木が取付けされている。
垂木間に厚さ40mm×2のネオマフォームがはめ込まれる。
写真の屋根後方の家群は30年前には緑豊かな山であった。(^^;)


98473814_1818月8日、福味さんが写された現場写真。
ネオマフォームの上に構造用合板、遮音のための耐水プラスターボード、ルーフィングが貼られ、折板支持金具が施工されている。工事進行が速い。




133739片流れ屋根には銀色のガルバリウム鋼板の折板が貼られて盆休みとなる。
写真は8月23日現場に行った時に撮ったが、大工さんはロフトに案内してくれて、
「この屋根工事は野地板から折板の施工まで、暑い中で正直非常にきつかった。でも屋根が出来てから、このロフトが一番涼しい。屋根の断熱が効いていると思うが、この時期こんなに涼しい現場ははじめて」
と言っていた。野地板の杉板を表しにした天井を触ってみても確かに熱くないし、ロフトにいると下から北窓に抜ける風で涼しい。
試しに折板屋根の温度はと触ってみたが、熱くて飛び上がった。(^^)

105076927_1468月28日、現場監督の益田さんが撮ってくれた片流れ屋根完成写真。屋根のTOPには換気仕舞がされ、屋根下の空気が上部から抜けるようになっている福味さん得意の工法だ。
折板屋根は住宅にはあまり見かけない。私はSwannHouseで見せて頂き違和感も無かったし、軽量でコスト的にメリットがあり、屋根下の通気も出来るので、福味さんから提案された時には当然の様に賛成した。

ps.片流れ屋根は先に紹介した間取りソフトで3D表現は出来ない。プロバージョンだと可能のようだ。

完成した屋根の写真は外観のページを参照下さい。

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木工事&基礎断熱

Kouzoukennsa盆休み前、構造・使用材料等について3つの検査機関の検査が行われた。8月10日に住宅性能評価機関、11日に住宅保証機構と建築基準法に基づく検査だ。
写真は福味さんが撮影頂いたのは、建築基準法に基ずく検査の様子で、
「柱一本一本、接合金物のビスの数までを手を抜かず丹念にチェックされていました。無事合格です。」と連絡頂いた。

上棟後、福味さんの主催で竹原さん・現場監督の益田さんと私が情報共有のため工事に関する連絡をmixiのコミュニティを利用して行うようになった。

130146盆あけの8月23日に枚方の現場を見に行ったら、外壁や床下地材の構造用合板筋交い火打ちの木工事が完了していた。
床は根太レス工法
写真は一階から間柱や筋交いと2階の床下地材の構造用合板。



130910写真は一階リビングから吹抜け上のロフト・天井を見たところ。南から北への勾配天井は野地板を表しにしてもらったが、天井の杉板が北窓からの光で美しい。






135220この家はボード気密工法で丁寧な構造用合板の釘打ちが重要だ。が、福味さんが以前から心配されていた様に関西の大工さんの気密に対する意識は高くない。
写真は通し柱への構造用合板の受け材が桁まできちんと届いていない事と合板が通し柱にぴたっと着いていないために上部隅に隙間が出来ている所があった。

134904写真は構造用合板の節抜けなのか孔が空いたまま施工されているものがあった。





135624写真は打ち損じた釘が出ている。

これらは福味さんが再点検して、専門業者による発泡硬質ウレタンフォーム充填や、釘を内側からカットの指示をして頂いたが、大工さんがきちっと施工していたなら、その様な余分な補修工事は不要だったと思っている。

Kiso基礎断熱はシロアリ被害に配慮して内貼り断熱。
スタイロフォーム(押出法ポリスチレンボード3種)50mmを基礎立ち上がりからベース部1mと基礎および枝部の立ち上り壁に張り巡らす断熱工事がされ、基礎と土台の間には内側からも発泡硬質ウレタンフォームを充填して気密向上対策がされていた。



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壁断熱工事と気密測定

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9月になって壁の構造用合板の外側には気密テープで気密補強をされて(左の写真)、その上から透湿防水シートが貼られている。(右の写真)
上棟のページに書いた基礎パッキンを巻き込んだ気密シートは透湿防水シートの下に挟み込まれている。外壁は通気工法なので、今後透湿防水シートの上に通気用胴縁+ラス板+ラス網が貼られて、左官工事に進む。

MadodanetuDannetu

間柱とサッシュとの隙間(左の写真)や勾配天井と桁の取り合い(右の写真)には、気密性と断熱確保のため発泡硬質ウレタンフォームが充填されている。
全てのサッシュは断熱性能を高めるため樹脂サッシュ+ペアガラス。ガラスについては当初遮熱Low-Eを多用した仕様だったが、コストと熱損失係数Q値を計算して頂いて、コストパフォーマンスからペアガラスに決まった。

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壁にはマットエース16(耳長袋入りグラスウール16K)100mmが充填断熱施工されている。グラスウール袋には防湿面とそうでない面があり、防湿面を室内側にして耳長の耳を柱に釘打ちされる。(左の写真)

9月9日、壁の仕上げ下地材や床フローリング(無垢の唐松)を貼る前の段階で気密測定が行われた。(右の写真)
 「測定結果はC値が1.3c㎡/㎡でした。まだ玄関ドアの下がスカスカの状態で、この数値は驚異的だと検査員の方は仰ってました。」と福味さんから知らせが入った。

C値は相当隙間面積の事で、低いほど風や温度差による影響を少なくし、熱損失を抑えるという指数。住宅性能設計のページに書いた様に温暖な関西ではC値は5.0以下であれば温熱環境等級4は合格する。

1.3c㎡/㎡という数値は寒冷地の北海道でも次世代省エネ基準の温熱環境等級4(C値=2.0c㎡/㎡)に合格する値で期待以上の出来だ。福味さんが細かく大工さんに指示された結果と思う。今後、内装工事や玄関ドア下の工事をやると更に隙間が減ると思われる。

12日には住宅性能評価機関による断熱工事の検査があり、「合格」との連絡メールを担当の竹原さんから頂き、私がこだわった性能基準で温熱環境等級4のハードルを越えた事になる。福味さん、ありがとうございました。(^^)

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